マンション1ごう

戦隊ヒーローに夢みる馬鹿野郎のそれ

昂って 眠れない

本戦に出れることになった、素直にとても嬉しい。

夢に近づいた、私もやれるんだ!って、

「million star」

いつだって岩沢さんは私に希望をくれる、私のやってきたことは正解だったんだって。

どうしようもなく希望に焦がれつづけるだけだったわたしにちゃんと前を向いて歩かせてくれる。

ここで終わらない、私はまだまだやれる、絶対に。

    

     

    million star

夢なんて叶うわけないしやりたくないこと山積みで
鬱になる日も多くてもう嫌になるな
自分だけにしかできやしない才能があると思ってた
案外出来る人がいるから参るな

さあ明日のため何をするか

 

誰よりも愛してる
そんな尺度で計るもんじゃない
うぬぼれていただけかも

この喉から迸る血のような歌
このまま出血多量になる
常にぎりぎりだ 戦いは続いていく
否応気持ちも高ぶって眠れない

バイト明けの練習は辛い
睡眠時間も足りてない
ろくに何も食べてないし腹減ったな
それを夢にしようとしてる奴が考えることじゃない
邪念は捨てギターを引いて歌うよ

さあ明日のため心を込めて

なああたしが頑張ってないように見えたりするかい
ならもっと頑張らなきゃ

わずかに大気を揺らすちっぽけな歌
まだまだ誰にも届かない
夢は遠いよ そんなことわかっている
それでも選ぶよ 誰のため? あたしのため

難しいことばかり 人生だもんな 壮大すぎてわからない
今どこに立ってるのかすら どっちを見てるか
とりあえず歩きだそうか

この喉から迸る血のような歌
誰かに届くよう祈ってる
これから描く軌跡を思い浮かべよう
そうすりゃ眠れない夜だって夢が見れる

さあ夜も明けてくる頃だし仮眠とって学校行かなきゃ
テストもあるらしいがなんてことない
外に出た 星が綺麗だな
あたしを迎えてくれたような気がして大声で答えてしまうんだ

さあ明日のため歌を作るか

 

もっとうまくなりたい、わたしが救われたように

思いとどまれたように、こんな人生に光をみつけたように

私も誰かにとってのそんな存在になりたい。

少しのきっかけでいい、

それが私の夢

絶対に叶える夢。

今日もまた決意した

今日もまた誓う、私自身に。